ブリーフに関連した書籍

森・黒沢のワークショップで学ぶ解決志向ブリーフセラピー

他の人のコメントにもあるとおり、深みがない。入門編としては仕方ないかもしれないが、この本を読んだだけで「出来る!」と思わせてしまうのは、結果として読者に誤解を与えてしまっている。読者にちゃんと理解させようというよりも商売っ気ばかりが鼻につく。

可能性療法―効果的なブリーフ・セラピーのための51の方法

臨床心理学の本としては「わかりやすい」し,手軽である。手元においていて「すぐに使えるな」と思うし,面接を展開させる上で「役に立つな」と思う。とても具体的な言葉でクライエントが持つリソースを引き出し,可能性を見出すことができる。この言葉が具体的に書かれているところがいいと思う。 でも一方で「怖いな」とも思う。「臨床心理学の本はこんなにわかりやすくていいのか?」「こんなに手軽に使える感覚を持っていていいのか?」と思う。わかりやすさ,手軽さによって,目の前のクライエントが感じている「動けなさ」を一緒に寄り添って感じることを忘れてしまわないだろうか。セラピストが「言葉」を使うことでクライエントが置き去りにされないだろうか? とてもいい本だと思うけれど,この危険さを自覚できずにもろ手を挙げて「万歳!」と叫ぶ気にはなれない。ハンドブックというよりも,自宅のトイレで読んで頭を活性化し,イメージを広げる本

先生のためのやさしいブリーフセラピー―読めば面接が楽しくなる

インスー・キム・バーグのブリーフコーチング入門

青木安輝氏のソリューションフォーカス基礎講座を受けに行った時に 壁に張ってあったインスー・キム バーグさんの言葉が忘れられなくて、探した本です。 『人に接する時はその人のよいところを最初に見るようにしよう』 ビジネスの世界だけでなく学校関係の方々にも、大切なことを思い出す本です。 解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント

タイムマシン心理療法―未来・解決志向のブリーフセラピー

ブリーフセラピーを生かした学校カウンセリングの実際―短期学校カウンセリング5段階モデルの提案

自殺の危機とカウンセリング―自殺念慮への対応とディブリーフィング

この本の優れたところは、今正に自殺の危機に瀕した人の身近で心配している人、自殺者の周りで傷ついた人へのケア、カウンセリング、立ち直りのプロセスを細かく述べている点です。私は親友を自殺でなくし、私自身もフラッシュバックがひどかったとき、この本を知り読みました。大変参考になります。

軽度発達障害へのブリーフセラピー―効果的な特別支援教育の構築のために

ブリーフセラピーの登龍門

「登竜門」を入門書と勘違いしていました。対談形式で進む文章で気楽に読めるのかと思っていましたが、ある程度の専門的な知識を持っていないと、つらいかもしれません。技法や事例について、なるほどと思える説明があり勉強になりました。若くて、実践経験のない学生の方にはよい本かもしれません。

脱学習のブリーフセラピー―構成主義に基づく心理療法の理論と実践

この本は理論的にも実践的にも広く、深く展開しています。本書では、自然が自己治癒力(回復力、自己制御機能)をもつという点に着目し、人間関係で織り成す複雑な縺れを解きほぐす手助けする理論と技法の研究が紹介されています。これは昔から人間への愛から、その本性を探り実践する宗教や哲学が行ってきたことと通底します。しかし、「脱学習のブリーフセラピー」は宗教や哲学というセクショナリズムを脱し、科学的技法で理論を検証し、実践で実証しています。その意味で、科学の原点を歩んでいると思われます。編著者たちの今後更なる学問的見識が深まっていくことを期待しています。